旅行の記録
今からは考えられないが、ベトナムが秘境だと思われていた時期があった。入国条件もかなり厳しかったものの、バンコクの旅行代理店で8千バーツほど(当時の1バーツは5円くらい)払って、バンコク-ベトナムの往復航空券と数泊分のホテルをセットにして手配すれば、例外的に簡単に行けるという話を、1990年頃に旅先のどこかで聞いた。興味はあったのだが、利用する機会はなく、この仕組みはいつしか消えたようだ
ガイドブックは当初、地球の歩き方の今はなきフロンティアシリーズから刊行されていたが、1994年の訪問時には同ガイドブックの通常シリーズに組み入れられていたし、ツーリストも大勢いて、もう秘境でも何でもなくなっていた。当時はまだ必要だったビザも普通に発給され、そこには出入国地点を制限する旨が記載されていたはず。
既に、ボッタクリで有名になっており、ちょっとしたものを買う度にいちいち神経を使わなければならず疲れた。気軽に行ける距離にあるのに再訪していないのは、(ごく一部の)ベトナム人の、あまりにも金に汚く、卑しい姿が払拭できていないからだろう。
時が流れて状況が変わったのはわかっているが、取り立てて見たいものもないので、なかなか行く気にならない。