旅行の記録
トルコから陸路で入国するときに、バスにいた唯一の第三国人だったからか私だけ係官に呼びつけられた。周りの乗客に「気を付けろ、金を要求されても払うな」と忠告され、緊張して臨んだが何もなかった。
ただ、係官の態度は悪く、その後もアテネで食事した際にボラれたりして人々にはあまりいい印象がない。
ロードス島のゲストハウスではチェックインの際、西側の国籍の人しか泊めない方針だと言われる。
日本人はもちろん泊めてもらえたのだが、この頃はまだギリシャに限らず、オーナーの政治信条で社会主義、共産主義国の旅行者を排除する宿があり、看板に西側諸国の国旗をペイントしてあるようなところは大抵そうだった。
1泊500円程度の宿が何を言っているんだと思ったものだが、後の経験で逆に高い金を取るからこそ、客をあからさまに差別しないのだと気付いた。